クンチョウの
酒づくり

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ひと、まち、自然、そして技術
すべてが交わり醸す深み

MATERIAL

環 境

ひとが交差するまち「豆田」

九州のほぼ真ん中に位置する大分県日田市。盆地で冬は底冷えしますが、この気温こそが酒造りに適した環境です。
日田の中心地に位置する豆田町に、クンチョウ酒造の酒蔵があります。
豆田町は江戸時代幕府直轄の城下町として栄えた「天領」と呼ばれ、各地から人々が訪れ賑わう町でした。今もなお歴史を感じる古い建物や町並みが残り、多くの観光客が訪れています。

地元のものをふんだんに。

クンチョウ酒造では地元の契約農家さん3軒にご協力いただき、大分県産ヒノヒカリを中心に酒造りをしています。
ヒノヒカリは酒造好適米ではありませんが、クンチョウ酒造では地元の米を使用した酒造りに挑戦しています。

そのほか、酒造好適米である山田錦・五百万石も使用しています。
大吟醸「瑞華」には精米歩合35%まで磨き上げた兵庫山田錦を使用。
鳥取の契約農家さんがいたりと、造るお酒によって使用する米を使い分けています。
それぞれの米の特徴、産地の特徴を最大限に活かしたお酒造りに取り組んでいます。

水郷日田から生まれた英彦山系伏流水

酒の原料の中でも、「米」はよそから仕入れられても、「水」を仕入れることはできません。日田は自然に囲まれ「水郷日田」と呼ばれ、豊かな水資源に恵まれている土地です。日田の豊富で良質な水を求め、日本を代表する酒類・飲料メーカーの工場が数多く集まっています。

クンチョウ酒造は敷地内に130mの井戸を掘り、深い地下から汲み上げた英彦山系伏流水を使用しています。天然のフィルターを通ってろ過された水はミネラルたっぷり。自然の恵みを利用し、美味しい酒造りを行っています。

杜氏

受け継がれる伝統の技術

  • 杜氏:近藤 義一

    クンチョウ酒造の味を支える、酒造り一筋55年の大ベテラン。酒造りの時期になると長崎県の五島列島小値賀町からやってくる職人です。

  • 蔵人:冨安 宏

    クンチョウ酒造の社長であり、経営と製造の要として酒造りにも勤しんでいます。

  • 蔵人:冨安 亮太郎

    現社長の長男。酒造学の専門的知識を習得、他蔵で酒造りの修業を行い、現在クンチョウ酒造を支えています。

  • 蔵人:冨安 大二郎

    現社長の二男。地元日田への貢献と多くの方々に喜ばれる酒造りを目指しています。

現在、クンチョウ酒造では酒造り歴40年以上のベテラン杜氏を中心とした5名の蔵人によって酒造りを行っています。

酒造りは、ボタンを押して完成するような機械的なものではありません。
酒造りの技術は財産であり、伝統です。

長い間、蔵元は酒造りに直接関わらず、杜氏に酒造りを任せていました。
しかし時代の移り変わりによって、現在では「杜氏に任せきりではなく、蔵元に酒造りのノウハウを残し、次の世代に繋いでいかなければならない」という流れに変わりました。
積極的に酒造りに関わり、技術を継承しようと奮起する蔵元が増えています。

クンチョウ酒造もその時代の流れを受け入れ、「伝統を守っていくために、新しいものを生み出していく」をモットーに、社員一丸となった酒造りに取り組んでいます。

江戸時代から保たれ続ける歴史

天領日田の中心地、豆田町に生まれ、100年以上の歴史を歩んできた酒蔵が「クンチョウ酒造」。

クンチョウの歴史を紐解くと、その原点は江戸時代まで遡ります。

一番古い蔵は元禄15年(1702年)に建てられたものです。そのほか、クンチョウ酒造の敷地内にある5棟すべての蔵が建築当時のまま、300年前の姿を現在も残しています。

蔵は今もなお酒造りに使用され、長い歴史の中で酒蔵を支えています。

薫長ができるまで

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 久大本線 ・日田彦山線 『日田駅』から徒歩19分
・最寄りバス停:「上町通り」で下車して徒歩1分。