ひやおろし はじまりました。
日本酒の中では秋の風物詩といえば「ひやおろし」です。
春先に造ったお酒に一度火入をして、ひと夏熟成させて加熱処理をしないまま生詰めしたお酒のことです。
(ひやおろしという言葉は江戸時代が起源です。俳句の世界では秋の季語としても知られています。)
熟成を経て、口あたりが滑らかになり、旨味はより一層増しました。芳醇辛口のひやおろしを、秋の味覚と共にお楽しみください。
《ひやおろしをもう少し詳しく解説》
「ひや」という言葉をどのように連想するでしょうか?
「ひやす」「ひやして」の「ひや」を思い浮かべる人も多いと思います。
実は「ひや」とは「生のまま」という意味なんです。
そして、「おろし」という言葉は「卸し」という出荷するという意味を持ちます。
ゆえに「ひやおろし」とは
春先に造ったお酒に一度火入をして、ひと夏熟成させて加熱処理をしないまま「生のまま」瓶詰したお酒のことを指します。
最近では「ひやおろし」という名前がついていても
「生のまま」ではなく「火入れ」の日本酒というも珍しくありません。
江戸時代からつづく日本酒の伝統的なひやおろしを飲みたいと思ったら
迷わず「生のまま=生詰め」のひやおろしを選んでみてください。
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薫長 特別純米 ひやおろし 720㎖ 1482円(税込)
薫長 特別純米 ひやおろし 1800㎖ 2964円 (税込)
原材料:米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分:15度
精米歩合:55%
使用米:大分県産ひのひかり